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2019年01月15日 [雑文(フィクション)]

お節料理

 私の生まれ故郷は東北のさらに僻地だったので「お節料理」がありませんでした。
もちろん今では東北の僻地でも車で20分でスーパーがあり1時間でイオンを模倣したショッピングパークがあるのでそこでお節料理を見かけますが、
(イオンじゃなくてイオンを模倣したショッピングパークってところが僻地感をさらに増幅させる。)
私の幼いころはイオンやテレビで東京の情報に毒されていなかったのでお節料理が用意される事がありませんでした。
ちなみに当時はテレビが民放は2チャンネルしかなく「笑っていいとも!」は次の日の夕方に放送されていました。

 僻地のお正月は母方、父方それぞれの親戚、本家、分家に新年の挨拶に行きお年玉をもらいに行き、
子供達はいとこ、はとこと遊び大人は宴会するのですが、各家の集まりでもお節料理を目にしたことがありませんでした。
私が生まれ育ったところは山も海も近くにあったので海産物も山の物も豊富で、お正月は
・お餅
・カニ(毛ガニがとれたので毛ガニのみ)
・数の子
・酢だこ
・にしん、ほっけ、ハタハタのなれ寿司(魚を発酵させた寿司)
・いか、たらの干物
・漬物(これで野菜を摂取)
・野菜や山菜を細かくして煮込んだ味噌汁(これで体を温める)
等、保存がきく上記のようなものを女性も休めるようにと正月三日間は食べ続けていました。
それでも、海産物は新鮮なものを保存しているので美味しいし、特に餅は水が美味しいからなのか焼くとつきたての餅のようになりとても美味しいのです。

そんなこんなで上京したら東京人はお正月は絶対にお節料理を食べているじゃないですか。
友達に「黒豆って美味しいから家族でいつも取り合いになるよね〜」とか
「栗きんとんって栗が多めが美味しいよね〜」とか当たり前のように言われる度に
「うちの地方ってお節料理ないから食べたことがないんだよねぇ〜」とは恥ずかしくて言えず
「そうそう、ホント美味しいよね〜。」とのたまってました。
ある時に友人宅でお節料理を食べる機会があったのですが・・・甘い濃い味付けに美味しいと思えずに
「おいしいおいしい」と冷や汗をかいてそらんじてしまいました。

大人になり歳を重ねてお節料理を用意したり、買ったりもしたのですがどうもあまりなじめず・・・。
そこで今年のお正月はお節を撤廃し保存のきく家族みんなの好物を用意したのですが、これがよかった。
料理があまらず冷蔵庫の中もスッキリしました。

結局幼いころに食べ慣れ親しんだ物が一番美味しいんじゃないのかぁと思う今日この頃です。
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